-2章・初対面-

ピンポーン

『・・・ふぇ?』
ごそごそ
あれ〜、いま何時だろう・・・?

ピンポーン
『あっ』
もう一度チャイムがなる。紗輝は飛び起きて扉を確認しにいった。
『どなたでしょうか?』
「俺だ、オーラスだ。どした、大丈夫か?」
『んっと、今開けますね』

扉の向こうには、体格のいい男がいた。
よく考えると、レイヴン試験で一緒に戦ったが、直接会うのは
初めてなのである。
『えっと、どうも、はじめましてです』
「・・・ほ〜〜」
『え、なんですか?』
「ふーむ。どう見ても普通の女の子だよなぁ。・・・いや、普通より
 やや上か・・・ あ〜、いや、なんでもない。かわいい子だなぁと」
『かわいいって、そんな』
顔が赤くなってしまった。
「こんなかわいい子がレイヴンをやってるとはな〜。っと、そんな
 ことより、時間過ぎてるんだった」
『へ? あぁっ』
時計を見てみると、見事に8時5分くらい。余裕で遅刻だ。
ちなみに、アラームは朝の7:30にセットされていた。
「もう、そのまま一緒にきてくれ。特に持っていくものもないしな。
 大丈夫、おまえならみんな許してくれるって」
『う〜、なんだかよくわからないけど・・・』

初対面同士、203号室に向かうのだった。
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